ガールズ・イン・ザ・フロンティアがツラすぎる

私がアイドルマスターシンデレラガールズに出会って、早いようでもう2年が経った。その初めて触ったゲームである、
アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージ」が三周年を迎え、そのアニバーサリーソングとして発表された新曲、「ガールズ・イン・ザ・フロンティア」が服部瞳子担当マネージャー(自称)の私にはあまりにもツラかったので、どうしても文にしたくツラツラとまとめる事にしました。



ー まず始めに、服部瞳子ってどんなアイドル? ー

まずガールズ・イン・ザ・フロンティア(以下ガルフロ)がツラすぎる理由が服部瞳子担当である事が大きいので、まずは服部瞳子って一体どんなアイドルなのかを説明させて頂きたい。知ってる方は飛ばしてくださっても構いません。

⭐基本プロフィール
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デレステのスクショを拝借

⭐服部瞳子とは?
服部瞳子は25歳のクール属性アイドル。かつて芸能活動をしていた経験があり、Pさんにスカウトされた時は芸能界から身を引いていた時だった。
「自分には才能が無かった」と過去を悲観的に捉え、最初はスカウトにも乗り気では無く、しかし自身のうちに燻っていたアイドルへの夢を捨てきれず、ラストチャンスにかける事となる……

とまぁ、ざっくり書きましたが理由が理由だけに、彼女をよく知らない方には「気持ちが重い」などと評価されることが多々あります。
実際その評価自体は間違ってはいないのですが、

・一度夢半ばで諦めかけた夢に再挑戦できる
・年齢が年齢だけにやり直しに覚悟が必要

という事を考慮していただけたらと思います。
一度は諦めかけた夢にもう一度挑戦できるってことですから、本気になってもしょうがないですよね。
割りとざっくり説明するとこんな感じです。本当はモバマスの方で彼女の成長がすごく、すごく分かるので語りたいのですが、長くなるので後の項目に絡めて少しずつ小出ししていきます。



ー 本題:ガルフロがツラすぎる理由(ワケ) ー

で、肝心の本題ですが、なぜガルフロがツラすぎるのか…それは曲の歌詞があまりにも服部瞳子に当てはまる、もしくは彼女を連想させるのでツラいのです! あ、ここで言うツラいはえも過ぎてしんどくなってツライって事です。けして悪い意味ではないのです。

⭐意外にメルヘン? お気に入りだったフェアリーテイル
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※服部瞳子プチでれらのコメント

さて順に説明していきますと、Twitterの方でも呟いたんですが「お気に入りだったフェアリーテイル~」という歌詞の部分ですが、まぁまぁいきなりグサグサくるわくるわ。
上の画像からもお分かりかとは思いますが服部瞳子さん、実は結構ロマンチストポエマーなのです。
詩的な言い回しが意外と多く、その落ち着いたクールな見た目とは裏腹に可愛らしい少女のような一面も多いのです。
可愛いものに憧れている、しかし年相応であらねばとその想いを胸の奥に仕舞いこんでしまっている。

服部瞳子初期のカードでは割りと必死というか、一生懸命な様子が見てとれるのですが、それは「アイドルになりたい」という感じよりむしろ「アイドルにならなきゃ」という印象を受けます。
これはあくまでも私の推測なのですが「アイドルとして失敗できない」という想いが、なぜ自分が「アイドルになりたかったのか」という気持ちを押し込んでしまったのでは無いかと思うのです。
押し込められた想いは忘れられ、いつしかホコリを被ってしまった…最初の部分からはそんな場面が思い浮かぶのです。

⭐再挑戦ゆえの不安 窓の外で瞬く星たち
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デレステ服部瞳子メモリアルコミュ2より

さて25歳という年齢でアイドルとしての再スタートをきった服部瞳子ですが、そんな彼女にはたくさんの不安がついて回ります。
それが他のアイドル、それも若い子達への憧れです。
事務所には自分よりも若く、また才能に溢れたアイドルたちがたくさんいます。
「窓の外瞬く星が、悔しいくらいに眩しすぎて」
服部瞳子自身持っているものは悪くないはずなのに、不安が恐れが他の星を一層煌めいて見せるのです。

ですが「手を伸ばし願うよ 舞踏会より煌めく場所」と続くわけです。
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モバマスのプチでれら特訓エピソードより

アイドルとしてのレッスンの中で、彼女はまた大事な事に気づきます。後々の2番の歌詞「誰かの後を追いかけてみても~」にも通じる事なのですが、つまりは他人と自分を比べても意味がないと言うことです。
たくさんのアイドルがいて、個性的なアイドルも多い。でもだからといって他人と比べ自分を卑下するんじゃなく、自分は自分目指す場所へ…そんな気持ちが感じられる部分なんです。

⭐夢は人に託すな、自分の足で歩かなくては人は輝けないのだから…
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デレステ服部瞳子メモリアルコミュ2より

で、あのサビですよ。
「自分の足でシンデレラ」
いやまぁ、衝撃でしたね。まさにこここそ、服部瞳子担当の私に刺さる真骨頂です。
服部瞳子メモリアルコミュ2で、自分がラストチャンスだと思っている焦りから、「失敗したら責任をとってくれるのか?」と弱さをさらけ出してしまう彼女にPさんがいったセリフですよ。
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こういう事ですよ!
人に託した夢では、失敗しても誰かが責任を取ってくれるなんて甘い考えでは、本当に人は輝けない…だから「自分の足で歩け」なわけですよ。
もう本当にこの歌詞がはまりすぎて怖いくらいです。

因みにこの後にはこう繋がります。f:id:Kita_Tukine:20180916033053p:plain

ガルフロの歌詞では「自分の足で歩け」とは言っていますが、『一人で』とは言っていないのです。
これはあくまでも私の過大解釈ですが、自分の足で歩くシンデレラの隣にはPさんがいて、多分周りには共に歩く仲間たちがいるんです。
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服部瞳子は、たくさんのアイドルとの出会いで成長していったアイドルだと私は思っています。
だから、この部分は過大解釈も含みますが、めちゃくちゃ好きな部分です。



ー 総括 ー

とまぁ、一番の歌詞だけで十分すぎるほどに刺さったのですが、フルで聞くと更にもう「あ"ーっ!?」となるわけですよ。
上でちょっと触れた「誰かの~」とかもそうですし、「譲れない夢が~」の部分とかともかくめちゃくちゃ服部瞳子を感じられるし、「傷ついて何度も傷ついて、一歩踏み出せる」とかもう服部瞳子やないかい!ってなりました。
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作詞した方は服部瞳子Pさんなんじゃないかと思うほどでした。
書ききれないくらい、とにっかく服部瞳子を感じられる歌詞なんです。あくまでの私個人の考えでですが…

最後にガルフロが刺さったというPさん、もしよろしかったら服部瞳子に触れてみてください。後悔させません。
デレステではSRに[一輪の花]という、モバマスでも最高にえもいカードが恒常で存在します。
モバマスをやられている方は、ぜひともプチでれらを育成してみてください。こちらは恒常ガチャにSRがないのでスカウトメダルでお迎えするしかないですが、見れるエピエソードはどれも秀逸です。

長々となってしまいましたが、このデレステ三周年を記念する歌が服部瞳子味に溢れすぎていて、聞くたびに感情が洪水してツライです。この気持ちをどうしても共有したくてツラツラ書いてしまいました。申し訳ありません。
もし最後まで読んでくださった奇特な方がいらっしゃいましたら、ありがとうございます。
私の事なんてどうでもいいので、ぜひ服部瞳子のことを少しでも覚えていって頂けたら、幸いです。