デレステ×ホロライブコラボを終えて

2024年3月11日からアプリ アイドルマスターシンデレラガールズスターライトステージとホロライブプロダクションとのコラボイベントが始まった。

 

idolmaster-official.jp


正直、私はコラボ開始当時ホロライブについては何となく知ってる程度だったからすごく楽しめるのかは分からなかった。だけどコンテンツに新しい風が少しでも入ってくれるなら、それは良い事なんじゃないかと、本当に何となく思っている程度だった。

そしてコラボが開始されてみると、ホロライブ所属のVtuber「星街すいせい」さんのモデリングSSRカード実装、イベントでコラボ新曲発表、彼女の曲のカバーがプレイ可能になるetc.....
かなり力を入れたコラボイベントだったため、コラボ終了まで中々濃密な期間だった。
ただそんな中でやはり思ったのが「デレマスアイドル多すぎ?」問題である※。

誤解が無いように言いたいのだが、私はデレマスのアイドルが多いのは個性であり、多いからこそ私は自分の推したちとと出会えた。なので本当は「問題」という言い方はしたくないのだが、現実として多い事で様々なすれ違いが起きてしまっているので今回はあえて問題とさせていただく。

そしてこの問題というのが、デレマスのアイドルが190人いる事からくる

「全員の把握が難しい」

というものである。


考えても見て欲しい。かの有名なポケ〇ンでさえ、発売当初は151匹。

5~6文字程度の名前でもあの「言えるかな?」の歌無しで覚えるのは至難の業だった。
そこを190人全員把握し、しかもその特徴まで把握するとなると、余程の熱意と情熱と時間がなければ難しいと思う。
そうなると必然的に、ボイスであったり、歌であったり、カードであったり、参加イベントであったり...いわゆる出番の偏りで知識に偏りが出てきてしまう。

現に、私が担当を名乗っているうち、安部菜々や夢見りあむはありがたい事にボイスがあり様々なイベントに登場するなど活躍している。

安部菜々

夢見りあむ

特に最初に私が担当と名乗った安部菜々はたくさんの方に支えられ「7代目シンデレラガール」という大変名誉な称号もいただく事ができた。

ただ一方でもう一人、服部瞳子に関してはボイスが無いだけでなく、カードや登場イベント、ゲーム内のコミュへの登場もあまり多くない。

服部瞳子

先人Pさんたちの頑張りもあって、シンデレラガールズを知っている人の中で服部瞳子を知ってくれている人はかなり増えた。だけど、これから彼女を知る人達がどれだけ増えるかと言われれば、きっとその機会は多い方では無いだろう。

現に今よりもさらに活躍が少なかった過去しか知らないプレイヤーの中には彼女の事を詳しく知らない人もいて当然である。

だから改めて私は、服部瞳子というアイドルの事をたくさんの方に知って欲しいと思ったし同時に、私自身も知らなくてはいけないと思ったことがある。

「私もホロライブについてもう少し知ってみよう」

と。

せっかくのコラボである。デレマスの事を知ってもらいたいなら、同じようにホロライブについてもこちらも知る。それが礼儀なのかもしれない、と。
当時の私がホロライブについてなんとなく知っていた事と言えば、何人かのお名前と、ちょっと見た事があるのがキツネという事で見た事があった白上フブキさん、同じ安部菜々担当だと判明したラプ様ことラプラス・ダークネスさん。本当にその位しか知識がなかった。
しかしいざ知るとなってもどうやって知って行けば良いかも分からず、とりあえず有識者であるお姉様のおすすめ等を教えてもらい、そして私は出会ってしまった。

youtu.be

※大変余談ではあるが、私はトレーナー業も嗜んでおり、そちらの担当であるイクノディクタスツインターボが所属しているのもカノープスであった事から余計に印象に残った。

この曲が私に深く突き刺さり、そして知る。

VirtualDIVA"AZKi"さんを。

hololive.hololivepro.com



そっからはもう、片足を沼に突っ込んだようなもんで。

あれよあれよと沼に沈んでいき


今、このまとめを書くに至った。

そう、これは服部瞳子担当マネージャーきつね(自称)が、開拓者見習い(AZKiさんのファンネーム)になったお話でもある。

いや、まじでAZKiさんエモくって(語彙力ゼロ)

服部瞳子担当をしていた自分的にはもう沼るのは必然というか運命というか、とにかく知ってしまえば沼るのはもうただの時間の問題だったなっていう話である。

なぜそんなに沼ったのか、読んでくださっている中には「服部瞳子とは?」という方や「AZKiさんとは?」という方もいると思うので、浅学ながら少し話させていただきたい。要はダイマである。


・服部瞳子さんとは?


服部瞳子とは、アイドルマスターシンデレラガールズに登場するアイドルの一人で、大分県出身の25歳。趣味は熱帯魚鑑賞と温泉めぐりで、彼女を語る上で外せないのが「過去にアイドルとしての挫折を経験している」という点である。

彼女は今の事務所に入る以前、別事務所で一度デビューをしている。
幼い頃からの夢を叶えた彼女は努力をした。

「才能がない」と言われた彼女は努力をして、努力をして...愚直に、真面目に頑張り続けた。しかし、

プロデュース方針のすれ違いなどから、彼女が華々しく活躍する事は叶わなかった。
結果、彼女は一度引退を決意、アイドル服部瞳子はそこで終わる

――はずだった。あの日が来るまでは。

偶然、彼女が働く喫茶店にやってきたPとの出会いによって彼女はその内に秘めた想いを、その静かで熱い熱を燃やす決意をする。

その夢はともすれば呪でもあり、叶わない夢を抱き続ける事は苦しいことだと知りながらも、彼女は立ち上がった。

これが彼女の、再起の物語。
この後がどうなったかは、ぜひご自分の目で見て欲しい。ただ、


今の彼女はたくさんの仲間に囲まれて、アイドルを楽しんでいる。

・AZKiさんとは?

まだまだ開拓者見習いの私が彼女について知っている事は多くないので、少しだけ私が彼女に惹かれた理由等をすこし語りたい。
間違っていることもあるかもしれないので、その時はぜひ教えて欲しい。

私はもっと彼女について知りたい。

AZKiさんのデビューは2018年、永遠の18歳"Virtual DIVA AZKi"プロジェクトとしてプロジェクトがスタートした。
音楽特化型としてデビューした事もあり、多くの楽曲をリリースしている。
透き通るような透明感のある歌声が特徴で、アイドルソングやバラードだけでなくロックなどの激しい曲調も歌いこなすまさに歌姫だ。

youtu.be

www.youtube.com

www.youtube.com


2019年から始動したホロライブ内の音楽レーベル「イノナカミュージック」に所属、そこにはデレステコラボもしてくださった星街すいせいさんも後に加わっている。

その後も音楽活動を続けていらっしゃったが、実はAZKiさんとしてのプロジェクトは終了が決まっていたらしく。
当時歌っている曲の中には、感情に強く訴えるような歌が多くある。

中でも「いのち」という歌が、私にはハチャメチャに刺さった。

www.youtube.com


しかし2021年の7th LIVEの際、一つの分岐点があった事が本人の口から語られている。

www.youtube.com


それまで活動終了へ向かっていたルートαから、活動を続けられるルートβへと進む事になったそうだ。

その後、イノナカミュージック解散に伴いホロライブプロダクションに移籍、音楽以外の配信も積極的に行われるようになり、その人となりが少しづつ知られるようになった。
中でも近年では「GeoGuesser(ジオゲッサー)」というストリートビューが地図上のどこかを当てるゲームでその頭角を現し、「歌のお姉さん」だけでなく「地図のお姉さん」などとも呼ばれるようになっている。

 

www.youtube.com


現在は更にそこからルートγへ分岐を果たしているが、その辺りはぜひ皆様ご自身で触れて見てほしい。

 


・服部瞳子さんとAZKiさん

以上が簡単なお互いの説明ではあるが、この時点で勘の良い方はお気づきかもしれないが、服部瞳子担当の私には、AZKiさんのこれまでが、これでもかとグッサグサにささってもはやクリティカルを通り越してオーバーキルなのである。

方やアイドルとしての挫折を乗り越えた服部瞳子

方や活動終了の世界線を越えたAZKiさん。

もうこれで刺さらない訳ある? ないでしょ?(反語)

それだけじゃなくて。

服部瞳子というアイドルは、多くの仲間がいたから今アイドルを楽しめているという部分がまた私はエモいのだけれど、AZKiさんもイノナカミュージック時代は星街すいせいさんが先にホロライブに移籍した事もあって実質一人だったのが、今ホロライブに移籍して他のメンバーたちと楽しそうに配信をしているのを見ると、なんか、わかんないけど、私無性に泣けてきちゃってぇ...

そう!! AZKiさんと星街すいせいさんと言えば!!

二人のデュエット曲の
「The Lasy Frontier」っていう曲がありまして。

www.youtube.com


この曲の歌詞がほんっっっっっとやばいんですが。
活動終了が決まっていたAZKiさんが星街すいせいさん...もういいか、すいちゃんに対して「僕は立ち止まってしまうけど、輝き続ける君の事をずっと見ているよ(意訳)」って部分があってAZKiさん一人で歌うパートで

 

「最前線の地へ 君ならいける」

 

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁ......(クソデカため息)

ヤバない?(語彙力ゼロ)

んでね、最近あったホロライブのイベント「Capture the moment」でね、二人でこの曲を歌ったそうなんですが。
その時にね、この部分の歌詞が変えられたそうなんですよ。すいちゃんの案で

「最前線の地へ 共に進もう」って。

はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ????????

ヤバない?(ヤバない?)(語彙力ゼロ)

そしてね、なんとね、そんなね、エモい現場をね、私、見てないんですよぉぉぉぉぉ!!

チクショオオオオオオオオオ!!!!!!

知ってはいるの、しらべたから。
でもぜーんぶ、切り抜きとかまとめでしか見てないの。なんで? そりゃそうよそうよそん時まだ私開拓者じゃねーもん、私ってほんと馬鹿......!!
なんならアーカイブ配信ももう終わってたのよ、ちょっと知るのが遅かったのよ...たのむからBDはよ...!!(切実)

こんなぐっちゃぐちゃの感情を知れたからね、AZKiさんを知るきっかけとなったホロライブコラボ、そしてすいちゃんには本当に感謝の気持ちがいっぱいで足を向けて寝られないし、どうか夜道には気をつけてほしい。

そんなAZKiさんだが、8/3にはLIVEが控えており、7/24にはアルバムの発売も決まっている。

www.jvcmusic.co.jp

www.youtube.com


私は、二度と同じ後悔をしないために配信チケットを購入した。アルバムも予約した。推すと決めたからだ。


そう、私は開拓者見習いだ。

そんな訳で、今回のコラボで愛でたく推しが増えた訳なのだが、そうなってくるとやはり色々と欲が出てしまう。
と言うのも、やはりAZKiさんと服部瞳子でコラボをして欲しいのだ。

Twitter(現:X)でも呟いたのだが、AZKiさんの曲は服部瞳子が歌っても大変エモみが深いのだ。

 

だから、今回のコラボでデレステを、デレマスを知ったホロライブの民の方がたくさん増えてくれると私は嬉しいし、そして待っている。


貴方たちが沼に近づいてくるのを…